メーカー/機種名 |
Valley Arts (ヴァレイ・アーツ) Mシリーズ SL-195 #SL-035 1992年製 |
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スペック |
色 |
CS(チェリーサンバースト) |
材/塗装 |
BODY=メイプル(topとbackはトラ目のフィルム貼り)
NECK=メイプル
FRETBOARD=エボニー
FINISH=ポリ |
ピックアップ |
F/C/R=EMG SA+SA+85 |
改造/交換 |
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当時の定価 |
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コメント |
ルカサーフリークなので買っちゃいました。
昔、フェンダーが80年代にストラトのチェリーサンバーストをインターナショナルカラーシリーズで出していたのですが、その時の印象は「かっこ悪い」でした。やはりストラトには普通のサンバーストがよく似合います。しかし、ヴァレイアーツのこのカラーは、トラ目と相まって「かっこいい」と思います。
問題は「見た目」よりも「音」。ルカサーがこのタイプのギターを使うまでは、メイプルボディのストラトなんて、誰も使ってなかったと思います。実際に使ってみて張りのあるいい音だとは思いましたが、硬すぎます。丸い、やさしい音は、このギターでは望めません。ルカサー自身が“Robot”を愛用していたのも分かる気がします。(Robotのボディはマホガニーです。)
結局はお金のために手放したのですが、音とネックの握りが私に合わなかったことと、ナット部での不具合が気に入らなかったため、後悔はしていません。「ニセのトラ目」もストレスだったし。
買った大阪梅田のM楽器で委託販売をしたのですが、売れたという連絡があり、その代金を受け取りに行ったのが日曜日。次の日の月曜日は振替休日で友達と遊び、翌火曜日の早朝に阪神大震災(兵庫県南部地震)に見舞われました。その時、受け取った代金をそのまま持っていたので、その後の生活資金になったことでは本当に役立ったギターだったりすることが皮肉です。 |
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